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【Amazon せどり】梱包用のダンボール、無料と有料どっちがいいのか?作業効率の話し

 
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副業で物販と中小メーカー向けマーケティングコンサルをやっています。 物販、コンサル、それぞれに関するノウハウや、ビジネスマンの副業について記載していきたいと思います。
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突然ですが、あなたはせどりで使うダンボールをどうやって調達していますか?お店に行ったとき、無料でもらったものを使ってる?それともネットで有料のものを購入している?

私はつい最近まで「無料派」でした。しかし、試しに有料の箱を使ってみたところ、「やっぱりこっちの方がいいかも!」ということを実感しました。何がいいって、作業効率、時間効率が格段に上がったのです。副業で稼ぐビジネスマンにとって時間はとても貴重です。そのため今ではすっかり「有料派」にくら替えしてしまいました。

ということで、今回は有料ダンボールの記事を書いてみることにします。

 

無料ダンボールはデメリットの方が大きい

私はせどりを始めてから1年以上、ダンボールは買い物ついでにお店でもらってくる「無料派」でした。せどりの利益を増やしていくためには経費を圧縮する必要があるので、出荷にかかる費用は少しでも抑えたいからです。

 

 

一方で、無料ダンボールを使うことにはデメリットも感じていました。それは次のようなものです。

無料ダンボールのデメリット

  1. 箱のサイズが全てバラバラ
  2. せどりにちょうどよいサイズの箱が手に入らない
  3. 箱を探すのに時間がかかる(積み重ねの中から探す必要がある)
  4. 荷物として持ち運ぶ労力がいる
  5. 強度の弱い箱が混じっている
  6. 重さを15kg以内にするため、本の入れ直し、重量測り直しの作業に手間取る
  7. 出荷時に箱の3辺サイズを一つ一つ計測しないといけない
  8. 箱に付いているバーコードを読み取れなくする作業が必要

つまり、無料ダンボールには「金銭コストがゼロ」というメリットはあるものの、「とにかく手間がかかる」という時間的なデメリットが大きいということです。

 

梱包作業もさることながら、ダンボールの回収作業にも時間と労力がかかります。

店で100~120サイズの箱を探して、それを何枚も重ねて仕入れ商品と一緒に駐車場まで運ぶ。店と駐車場を何回か往復する。こうした作業は思っているより労力と心理的ストレスがかかるものです。有料ダンボールの方がいいだろうな、と薄々感じてはいましたが、結局無料のダンボールを使い続けていました。

 

有料ダンボールのほうが良い理由

そこで有料ダンボールの出番です。有料ダンボールのメリットはもちろん、「無料の箱に比べて手間がかからない」ことです。具体的には以下の点です。

 

有料ダンボールのメリット

  1. 箱のサイズが全部同じ
  2. 本の梱包がやりやすい(15kg制限のための測り直し、詰め直し回数が少ない)
  3. ヤマト便で運送料の計算がしやすい
  4. 品質が一定(破れや強度の問題がない)
  5. バーコード隠しの作業が不要
  6. 箱を探しに行かなくて良い

 

一体どういうことなのか。各項目について、それぞれ見ていきたいと思います。

 

箱のサイズが全部同じ

 

箱のサイズが全部同じ」有料ダンボールのメリットはこの一言に尽きます。箱のサイズが一緒だと何がいいのか?まず、梱包作業がとてもやりやすくなります。Amazonの納品規定に「1箱の重量が15kg以下」という制限があります。これを守って梱包するには、決まったサイズの箱を使うのが一番効率的です。

 

 

この時に100サイズの箱を使うと、本を目いっぱい詰めていっても、重さが大体15kg前後に収まります。これが無料の箱だとなかなかちょうどいい重さにならなかったり、すき間が大きくなってしまったりと使い勝手が悪いのです。容量がかさばることは運送料金にも影響を与えます。

箱の大きさが一定であれば、ヤマト便の容量換算運賃の計算も楽になります。箱サイズが一定なら、いつも同じ容積換算重量になります。一方サイズがバラバラの無料の箱は、一つ一つ箱サイズを実測して計算しないといけません。

 

 

品質が一定(破れや強度の問題がない)

有料なら当たり前ですが、無料の箱を使っていた身からすると、これは大きなメリットです。無料の箱は開梱した時のダメージ(破れ)が入っていたり、伝票シールがべたべた貼られていたり、シールはがし痕が残っていたりと品質に問題があることも多いのです。

 

バーコード隠しの作業が不要

無料の箱には、もともと入っていた商品のバーコードが印字されています。FBA納品時には誤ってこのバーコードが読み取られないよう隠す必要があります。

「バーコードを読み取れなくする」作業は地味に負荷がかかる

有料はそもそも無地なので、その作業をする必要がありません。地味ですが、これが意外と負荷軽減になります。

 

お店に箱を探しに行かなくて良い

今までは買い物ついでにお店から空き箱をもらって、それを自宅に持ち帰って使っていました。有料で購入すれば、そうした箱探し、運搬の手間からも解放されます。

もう、この山をかき分けなくていい

 

有料ダンボールをインターネットで買ってみた

ダンボールを購入するにあたって、どこの業者から買うのが良いのか。ネットで調べるといくつか業者の候補が出てきます。

ざっと見た限りでは、どうもこの2社が有料ダンボール販売の2強である模様。最終的に私は「ダンボールエース」から買うことにしました。理由は「100cmサイズのダンボールが欲しかったから」ということと、「大判の写真集が立てて入れられる(高さがある)箱が欲しかったから」です。同じ100サイズでも縦x横x高さの寸法が両社で異なります。

(左)ダンボールエース(右)ダンボールワン

Amazon納品規定の重量15kg以下制限を考えて、本を目いっぱい詰めて15kg前後になる100サイズを購入するようにします。

 

有料ダンボールのコストと納期

ダンボールエースへ60箱を発注した時の金額は、約6,000円でした。下記がその内訳です。

購入時に注意すべき点は、①ダンボールエースのネット表示単価は「税抜き、送料抜き」であること、②最低発注数量があって60箱からしか買えないこと、の2点です。そのため実際に買い物かごに入れて決済しようと思うと「意外と高い」という感覚になります。
ちなみにダンボールワンの方は最低発注数量が10箱からオーダーできますが、単価はまとめ購入の時よりも高くなります。

当日14時までに注文すれば翌日に配達されますが、私の場合は注文したのが14時を過ぎていたので翌々日に、佐川急便で配送されてきました。

 

有料ダンボールを使って梱包してみた

届いたダンボールを使って早速、梱包してみました。

結果からいうと、今まで3時間ほどかかっていた梱包・出荷作業が2時間ほどで終わりました。(ストップウォッチで正確に実測したわけではありませんが。)時間効率が30%以上も改善したことになります。

 

6箱のうち、4箱が有料ダンボールを使った梱包

作業スピードが上がった理由。それはやはり「箱のサイズが全部おなじ」ということが大きいです。今までだと、バラバラの大きさの箱の中から、大きさがちょうど良さそうな箱を選び、そこに本を詰めていって、重さを測り、15kg越えていたら別の箱に詰め替えて、また測って、という作業を繰り返していました。できるだけ容積を小さくして送料を抑えようとしていたからです。

ところが箱サイズが統一されると、そうした微調整は考えなくてよくなります。とにかく箱いっぱいに商品を詰めていって、あぶれた重量分の商品や、入りきらなかった商品は新たな箱に詰めていけば良いからです。

2番目に時間効率の高かった作業が、FBA納品時の箱サイズ(3辺)計測作業です。納品時には輸送箱リストをエクセルで作成して、セラーセントラルでアップロードしないといけません。この時、購入した箱であれば、3辺サイズが決まっているのでコピペで入力できます。一個一個大きさの違う無料ダンボールだと、一つ一つ実測していかないといけません。これがまた地味に大変なのです。

箱サイズが一緒だから、納品箱リストの3辺サイズはコピペ入力できる

 

さらに言うと、箱のサイズが一緒だとヤマト便の容積換算重量は常に同一と言うことになります。細かい計算方法は省略しますが、今回私が購入した箱サイズを使って計算すると、容積換算重量は8.4kg/箱となりました。

今まで無料ダンボールを使って作業していた身にとってこうした効率化は、なかなか革新的ともいえる改善でした。

 

 

結論:時間のない副業サラリーマンほどダンボールは購入せよ!

私は本せどりを始めてから1年以上、ずっと無料ダンボールを使い続けてきました。経費を抑えて利益を確保するのが狙いです。しかし金銭的なコストを抑えることが出来ても、その分のしわ寄せで時間を使ってしまっていたら、時給効率は悪化します。

副業でやっている、ただでさえ時間のないサラリーマンの場合、目先の金銭的な利益にとらわれず、時給効率で判断することがとても重要だと実感しています。ですから時間がない人ほど、ダンボールを購入して使うことをお勧めします。

 

まとめ(梱包用のダンボール、無料と有料どっちがいいのか?作業効率の話し)

今回の記事の内容をまとめます。

  • 多忙なビジネスマンほどダンボールは購入して使うべし
  • ダンボール箱代(コスト効率)よりも、時間(作業効率)の方が重要だ
  • 有料ダンボールの良い点は、
  1. 箱のサイズが全部同じ
  2. 本の梱包がやりやすい(15kg制限のための測り直し、詰め直し回数が少ない)
  3. ヤマト便で運送料の計算がしやすい
  4. 品質が一定(破れや強度の問題がない)
  5. バーコード隠しの作業が不要
  6. 箱を探しに行かなくて良い

とにかくメリットの多い有料ダンボール。時間の無い人ほど、時間を買う感覚でダンボールを購入して使ってみましょう。

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