【2020年版】サラリーマンが今から始める副業の見つけ方

2020年5月10日

2020年7月31日

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ちのしお

　

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ちのしお

副業で物販と中小メーカー向けマーケティングコンサルをやっています。 物販、コンサル、それぞれに関するノウハウや、ビジネスマンの副業について記載していきたいと思います。

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世間では「人生100年時代」、「働き改革」というキーワードが盛んに言われています。サラリーマンが退職後も長く働き続けることで収入を安定させたい。会社が社員の長時間労働を減らして効率よく業績をあげたい。といった状況が背景にあります。

こうした流れを受け、「自分も副業を始めてみたい！」と思うサラリーマンが増加しています。パーソル総合研究所がおよそ14,000人のサラリーマンを対象に実施した2018年の調査データによると、副業していない人は全体の9割。そのうち、今後、副業をやってみたいと回答した人が4割。という結果が出ています。

つまりサラリーマンの3人に1人が、なんらかの副業を始めてみたいと考えていることになります。これが2018年10月の調査結果なので、2020年5月現在ではもっと増えている可能性があります。

図1: サラリーマンの副業実態（出典：パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査」2018年10月）

しかし実際には「副業してみたいけど、副業として何をしたらいいのか分からない。」という人が多いのも実状です。そこで今回は、サラリーマンが今から始める副業の見つけ方について書いていきたいと思います。

何のために副業するのか？目的を考えよう

副業をする目的には、大きく分けて2つあると思います。一つは「副収入を得るため」。もう一つは「自己成長のため」です。前者は「お金を稼ぐ」という分かりやすい目的ですが、後者は「知識欲や好奇心を満たす」、「未経験の領域で経験を積む」といった、お金より自分のスキルを充実させることを目的にした副業のことを指します。

それぞれの目的について、いくつかの副業を列挙していきたいと思います。

副業収入を得る手段はいくつも存在する。目的に応じた副業を選択しよう

副業をやってみたい。という場合、そもそもなぜ自分は副業をやりたいのか？なぜ副業をするのか？ということを自分に問いかけてみましょう。目的を明確にすることで、ある程度、どんな副業をするのかが決まってくると思います。

どんな副業があるのか？収入を得るための副業

本業以外で収益を得る手段は、実は調べればいくらでもあります。誰にでもすぐ始められる難易度の低い仕事から、ある程度の知識・経験・資格・実績が必要とされる難易度の高い仕事まで様々です。

難易度低め、誰でも簡単に始められる仕事（単純作業系）

• 事務処理（データ入力、エクセル作表、パワポ資料作成）
• アルバイト（コンビニ、外食）
• UBERイーツの配達員
• せどり（Amazonを使った転売）
• 趣味（自作のアクセサリー、工芸品のネット販売）

難易度高め、自分の知識や経験を活かす仕事

• デザイン関係（WEBデザイン、広告、ロゴ）
• 動画作成、編集
• ライティング（WEBライター、記事作成）
• 通訳・翻訳
• オンライン秘書、アシスタント
• プログラミング（開発）
• 士業（法律相談、税務相談、専門コンサルティング）

普段の仕事でデザインの仕事をしているのであればWEBデザインの副業、プログラム開発をしているのであれば、プログラムの受託開発など、本業の延長で考えることが出来ます。
一方、技術や知識のそれほど要らない単純作業系であれば、誰でも簡単に始められる反面、労働単価はどうしても低くなってしまいます。

どんな副業があるのか？ 自己成長のための副業

本業の職種と異なる領域の副業をすることで、新たな経験を積むことが出来ます。特に「経験値」というメリットは転職や独立を考えている場合に役立つと思います。実績と経験を持っている人の方が、そうでない人よりも市場での相対的な評価が高いからです。
資格試験の勉強をしている、もしくはすでに資格があるという場合には、それを活かした副業を考えてみましょう。

また、副業をすることで新しい人脈が形成できることがあります。社外の人と話すことで、いい意味でも悪い意味でも自分の市場価値がよく分かるようになります。普段の仕事で当たり前にやっていたことを社外の人から「すごい！」と称賛されたり、その逆に「そんなやり方や発想があったのか！」という気づきがあったりします。本業で得られない知識も副業の機会を通じて増やしていくことが出来ます。

ちなみに、未経験分野で副業をする場合は、こうした経験、知識、人脈の獲得を第一義に考えた方が良いです。自分が投下した時間に見合う収入が得られないのは未経験である以上、仕方のないことだからです。

副業を選ぶ際は自分の好きなこと、やりたいことを中心に考えよう

実際に副業を選ぶとき、まずは自分がやってみたいと思ったことから始めるのが良いでしょう。結局、自分が好きなこと、やりたいことでないと、継続して副業に取り組むのが難しいからです。
そして最初は一つだけ。慣れてきて余裕が出たら他の副業も手掛ける。くらいに考えて、無理しないのがよいと思います。本業の都合や家庭の事情など、自分の身の回りの諸事情があるはずなので。突発時に何かあっても対処できるよう、最初は余裕をもって始めましょう。

収入を目的とした副業では、最初からでっかく稼ごうと考えない

副業を始めると、人は誰しもバラ色の未来を想像しがちです。「これで自分も明日から月収30万だ！」と。しかし現実はそんな自分の都合どおり簡単に行きません。

Amazonを使ったせどりの場合、商品の人気トレンド、価格、競合品など多数の選択肢の中から、お客さんに自分の商品を買ってもらう必要があるからです。さらに、せどりの場合、慣れない最初のうちはとても時間がかかります。商品仕入れ、検品、梱包、出荷、といくつもの工程を一人でこなす必要があるからです。加えて、せどりは一つ一つの利益商品を販売していくことで収入を積み上げていくものです。利益1万円の商品を一気に30個販売して利益30万円、というやり方は、初心者のうちはリスクが高く、なかなかできません。

「3か月後に副業月収5万円！」、「6か月後には10万円！」というようにステップアップしていく目標を自分で立てることは必要です。しかしあまり高望みせず、着実な目標設定にして、達成していきましょう。大きすぎる目標だと、どこかで必ず無理が出て失敗します。

どの副業も、正しいノウハウを積み重ねていけば実績が出ます。自己成長を目的とした副業で実績を積めば、転職、独立の際、自分の能力の裏書になります。収入を得る目的の副業で実績ができれば、たとえばせどりなら、そのノウハウを情報発信することでビジネスを広げることができます。
一気に稼ごうと焦らないようにしましょう。

まとめ（サラリーマンが今から始める副業の見つけ方）

副業の見つけ方について、まとめです。

収入を得る系の副業の中では、せどりがお勧めです。単純作業系の仕事は時給単価が低いですが、せどりは慣れてくると時給効率が上がります。私自身は2019年6月に自己成長系の副業を開始。その後、収入を得るビジネスもしたいと考え、8月からせどりをスタートしました。そして2020年1月にはせどりの利益が月10万円を越えました。

このブログでは、ビジネスマンとして本業をこなしながら副業で成果をあげていく方法について記載していこうと思います。