【せどり 自己発送】日本郵便のクリックポストを使ったお得な自己発送のやり方
せどりを続けていると、FBA納品・販売だけでなく、時には自己発送で商品を販売するケースが出てきます。自己発送は販売した商品を購入者に自分で送る必要がありますが、出荷の際にどの運送サービスを使用するかによって、手元に残る利益額が変わります。
自己発送で小型商品と言えば日本郵便の「クリックポスト」は欠かせません。クロネコヤマトの「宅急便コンパクト」より、さらに厚みの少ない荷物であれば、クリックポストを使うことで発送コストも圧縮することができます。
今回は、そんなクリックポストを使ったお得な自己発送のやり方について書いてみたいと思います。
クリックポストとは?(サービス内容、どんな時に利用するか)
クリックポストは離島を含む全国どこでも、一律198円で荷物を配送してくれる日本郵便のサービスです。この、「全国どこでも一律料金」というのが他社にない最大の魅力です。そのうえ配送納期も、だいたい発送日(投函日)の翌日か翌々日には相手先に届いてしまう優れものです。(もちろん離島などの場合は、もう少しかかりますが。)
私の場合、①Amazonの自己発送と②フリマアプリ(メルカリ、ラクマ)で商品が売れた時にクリックポストを利用しています。クリックポストでは送付できる荷物の大きさと重さが決まっています。
- 長さ:14cm-34cm
- 幅:9cm-25cm
- 厚さ:3cm以内
- 重量:1kg以内
そのため、この既定サイズに収まるように商品を送らないといけません。しかし大概の単行本やDVDはこの規定範囲に収まるので、クリックポストで送ることができます。B5版サイズの写真集、雑誌くらいまでは、プチプチに巻いてもなんとかいけます。梱包や送り方については後述します。
他社サービスとの比較
小型荷物に限定して、クリックポストと他社のサービスとを比較してみました。サイズ、料金、特徴をまとめて一覧表にしています。
クリックポストとヤマト運輸の比較表
私の場合、ざっくり言うと「単行本や写真集、単品DVDの発送にはクリックポスト」、「分厚い本と本以外の小型商品(PCの周辺機器やヘルビ)は宅急便コンパクト」というような使い分けをしています。クロネコヤマトを使った発送については、過去に記事を作成しております。こちらも合わせてご参照ください。
実際のクリックポストの使い方
クリックポストがどんなサービスか、お分かりいただけたところで実際の使い方を流れに沿って説明していきたいと思います。
- Yahoo! JapanかAmazonのIDでアカウント登録する
- 発送先が決まったらクリックポストにログインして発送申込みをする
- 支払い決済、出荷ラベル出力
- 梱包、伝票添付(専用BOXもあり)
- ポストに投函
Yahoo! JapanかAmazonか、いずれかのアカウントで登録をする
クリックポストを使うには事前の手続きが必要です。決済のやり方によって、以下の2つのいずれかを準備する必要があります。
- Yahoo! JapanのIDを作り、かつYahoo!ウオレットの利用登録をする(支払いにYahoo!ウオレットを使う場合)
- Amazonアカウントを作成し、Amazon Payの利用登録をする(支払いにAmazon Payを使う場合)
Amazonで買い物をする人であれば、すでにアカウントを保有しているはずなので、上記#2のやり方が手っ取り早いと思います。どちらの方法を選択するにせよ、決済用のクレジットカードは必須です。クリックポストにログインする際、ここで登録したアカウントを使ってログインすることになります。
クリックポストのログイン画面
発送先が決まったらクリックポストにログインして発送申込みをする
Amazon(もしくはフリマサイト)で無事に商品が売れたら、クリックポストにログインして発送の申し込みを行います。Amazonの場合、自己発送で売れると発送先の住所、氏名、連絡先番号がセラーセントラルから確認できます。必要情報を入力して、支払い決済に進みましょう。
支払い決済、出荷ラベル出力
決済が終わると商品に添付する出荷ラベルが出力できるようになります。印刷するときは白黒で構いません。クリックポスト用の印刷ラベルはAmazonで販売されています。しかし私はそこまで大量に自己発送の商品を送っていませんので、普通のA4用紙に印刷したものを切り抜きして、封筒にセロテープでぺたぺた貼っています。
出荷ラベル見本
なお、出荷元である自分の名前が個人名になっている場合、Amazonマーケットプレイスで購入した商品であることが購入者に分かるようにしておきましょう。私は毎回、手書きで自分の名前の横に「Amazon.co.jp」と追記しています。聞き覚えのない人から商品が届いたと、購入者に勘違いされないようにするためです。
梱包、出荷ラベル添付
DVDや本を梱包するのに、私はホームセンターの文具売り場でA4判(角型2号)サイズの茶封筒を購入して使っています。もちろんプチプチが内部に入っているタイプの封筒もありますが、価格が高いので私は使いません。商品をプチプチで包んで茶封筒に入れればそれでOKです。プチプチで巻いたときに厚みが3cmを越えないように注意しましょう。
また、クリックポストには専用BOXもあります。この箱は写真集など大判サイズの書籍を発送する用途に使え、郵便局で購入することができます。価格は税込65円です。専用BOXを事前に郵便局で買ってくるか、発送時に郵便局で買って、その場で荷物を梱包するかになります。大量に使用するのであれば、ダンボールワンでまとめて購入することもできます。60枚以上をまとめ買いすると、郵便局で箱を購入するよりも安くなります。私はこれほど大量に出荷をしていないので、専用BOXは必要に応じて郵便局で購入するようにしています。
手持ちの本とDVDが売れたので、クリックポストを使って自己発送📮
クリックポストは
✔️全国一律198円
✔️薄型の箱(65円)で写真集サイズも送れる
✔️追跡番号付き商品によってクロネコと使い分けして、発送コストを抑えましょう🙂 pic.twitter.com/rRJHp5HncS
— ちのしお@週末副業で収入を多角化 (@chinoshio_biz) September 29, 2020
ポストに投函する
クリックポストのメリットは郵便ポストに投函できることです。一度、自宅近所のポストがどこにあるのか探してみましょう。今まで気づかなかっただけで、意外な場所にポストが設置されていることに気づきます。ポストの場所を検索するアプリ(ポストマップ)も存在しますので、これを使って調べてみると分かりやすいです。私はいつも通勤時に、駅前にあるポストへ投函しています。
発送が完了したら、Amazon販売の場合、出荷通知を購入者に送らないといけません。セラーセントラルの注文管理画面から、クリックポストの追跡番号を入力し、出荷通知を行いましょう。また、自己発送で設定している出荷期限を超過しないよう、注文を受けたら迅速に発送手続きを行うようにしましょう。
受注の確認方法(自己発送)
まとめ (日本郵便のクリックポストを使ったお得な自己発送のやり方)
今回の記事内容をまとめます。
- 日本郵便の「クリックポスト」は、Amazonの自己発送やフリマアプリで販売した小型商品の発送に利用すると非常に便利
- クリックポストのメリットは、料金が「全国どこでも一律198円」
- ネットで出荷ラベルを作成して荷物に添付すれば、郵便ポストに投函できる
- Amazon PayかYahoo!ウオレットで決済が可能
- 追跡番号つきで荷物のトラッキングができる
- サイズと重さの規定があるので、商品発送の際は規定を超過しないように気を付けよう
クロネコヤマトの宅急便で送るほどでもない、かと言ってネコポスでは小さすぎる。そんな商品の発送にクリックポストは威力を発揮します。発送する商品のサイズに合わせて運送サービスを賢く使い分けし、物流コストを抑えていきましょう。
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